エアコンがうるさい原因は?「ブォー」「カタカタ」など音の種類別に対処法を解説

エアコンがうるさい原因は?「ブォー」「カタカタ」など音の種類別に対処法を解説

「エアコンから急に大きな音がするようになった」「寝室のエアコンがうるさくて眠れない」といった悩みはありませんか?エアコンの異音は、単にうるさいだけでなく、故障の前兆や危険なサインである可能性もあります。

しかし、音の種類によって原因は様々で、自分で簡単に直せるものから、すぐに業者を呼ぶべき深刻なものまで多岐にわたります。「ブォー」「カタカタ」「ポコポコ」など、聞こえてくる音の特徴から原因を特定し、適切な対処を行うことが重要です。

この記事では、エアコンの異音を種類別に分類し、それぞれの原因と対処法、修理が必要なケースの判断基準について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 「ブォー」「カタカタ」など音の種類でわかる原因
  • フィルター掃除だけで直るケースと直らないケース
  • 「ポコポコ音」を解消する100均グッズの使い方
  • 修理を依頼すべき危険な異音と費用の目安
目次

結論:まずは「フィルター掃除」を。それでも直らなければ音の種類で判断

エアコンがうるさい原因の多くは、実は「フィルターの目詰まり」「パーツの取り付け不備」です。ホコリが溜まると空気を吸い込むのに余計な力がかかり、「ゴー」「ブォー」という大きな風切り音が発生します。

まずはフィルターを掃除し、前面パネルやルーバーがしっかり閉まっているか確認してください。それでも異音が消えない場合は、内部の故障や室外機のトラブルが疑われます。以下の音の種類別ガイドを参考に、原因を切り分けていきましょう。

【音の種類別】エアコン異音の原因と対処法

聞こえてくる音の特徴から、どこに問題があるのかを探ります。

1. 「カタカタ」「ガタガタ」という振動音

原因:フィルターや前面パネルの取り付けが不十分で、振動している可能性があります。また、送風ファンにホコリが不均一に付着して回転バランスが崩れている場合もあります。

対処法:フィルターやパネルを一度外して付け直してください。それでも直らない場合は、内部のファンやモーターの軸ブレが疑われるため、点検が必要です。

2. 「ブォー」「ゴー」という風切り音

原因:フィルターの目詰まりが最も疑われます。空気が通りにくくなり、無理やり吸い込もうとして音が大きくなります。

対処法:フィルター掃除を行ってください。自動お掃除機能付きの場合も、ダストボックスが満杯になっていないか確認しましょう。

3. 「ポコポコ」「ボコボコ」という水音

原因:気密性の高いマンションなどで換気扇を回した時に起こりやすい現象です。ドレンホース(排水管)から外気が逆流し、内部の水とぶつかって音が鳴ります。故障ではありません。

対処法:窓を少し開けるか、換気口(給気口)を開けると止まります。根本解決には、ドレンホースの先端に「逆流防止弁(エアカットバルブ)」を取り付けるのが有効です。

4. 「ミシッ」「パキッ」という破裂音

原因:温度変化によってプラスチック部品(筐体)が膨張・収縮する時の音です。冷房や暖房の運転開始時や停止後によく鳴ります。

対処法:故障ではないため、基本的には様子見で問題ありません。あまりに頻繁で気になる場合はメーカーに相談してください。

5. 「キュルキュル」「キー」という金属音

原因:ファンモーターの軸受(ベアリング)の潤滑油切れや摩耗、またはファンが内部の部品と接触している可能性があります。

対処法:内部部品の劣化や故障の可能性が高いため、使用を中止して修理を依頼してください。放置すると発火や完全故障の原因になります。

室外機がうるさい場合の原因と対策

室内ではなく、ベランダの室外機から異音がする場合もあります。近所迷惑になる前に確認しましょう。

音の特徴 考えられる原因 対処法
ブーン / ビビリ音 設置台のガタつき、共振。 防振ゴムを敷く。上に物を置いていないか確認。
ガラガラ / 金属音 コンプレッサーやファンの故障。 【修理必須】
寿命の可能性大。買い替えも検討。
カラカラ 異物混入(枯れ葉や小枝など)。 隙間から見える範囲で異物を取り除く。

修理を依頼する目安と費用相場

フィルター掃除や設置状況の確認をしても改善しない場合、あるいは「キュルキュル」「ガリガリ」といった明らかな異常音がする場合は、プロによる修理が必要です。

修理費用の目安

  • 点検・出張費のみ:5,000円〜8,000円
  • ファンモーター交換:1.5万〜2.5万円
  • コンプレッサー交換:5万〜10万円(高額なため買い替え推奨)

購入から10年以上経過しているエアコンの場合、部品がないことも多く、修理費用が高額になるため、最新の省エネ機種への買い替えが経済的です。

よくある質問(FAQ)

Q1. フィルター掃除をしても音が消えません。

A. 内部の送風ファン(シロッコファン)にホコリがこびりついている可能性があります。ファンの汚れは市販のスプレーでは落ちにくく、バランスを崩して振動の原因になります。プロのエアコンクリーニング(分解洗浄)を依頼することをおすすめします。

Q2. 「ポコポコ音」を止めるグッズはどこで買えますか?

A. ホームセンターやネット通販、最近では100円ショップでも「エアコン用消音バルブ」「逆流防止弁」といった名称で販売されています。ドレンホースの先端に差し込むだけで簡単に取り付けられます。

Q3. 賃貸アパートのエアコンがうるさい場合、誰が修理費を払いますか?

A. 備え付けのエアコンであれば、経年劣化による故障は大家さん(管理会社)の負担で修理・交換するのが一般的です。勝手に業者を呼ばず、まずは管理会社へ「異音がして困っている」と連絡してください。

Q4. 室外機がうるさくて近所から苦情が来ました。どうすればいいですか?

A. まずは防振ゴム(防振パッド)を室外機の足の下に敷いて振動を抑えてください。それでも直らない金属音などの場合は故障の可能性が高いため、早急に修理か買い替えを検討してください。

Q5. 自動お掃除機能が動く時だけうるさいです。

A. お掃除ロボットのギアやブラシが噛み合っていない、あるいは破損している可能性があります。無理に動かすと悪化するため、メーカー修理を依頼してください。

まとめ

エアコンの異音は、その音が「どこから」「どんな音で」鳴っているかによって対処法が異なります。

「ブォー」という風切り音ならフィルター掃除で直ることが多いですが、「キュルキュル」「ガリガリ」といった機械的な異音は故障のサインです。放置すると突然動かなくなったり、発火のリスクがあったりするため、早めの点検・修理を心がけましょう。

参考文献

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

家電トラブル解決アドバイザー 元大手家電量販店スタッフ。数千人以上のお客様の「困った」を店頭で解決してきた経験を活かし、家電・スマホ・PCのトラブル解消法を発信中。「説明書より分かりやすく、公式より親身に」をモットーに、専門用語を一切使わず、今すぐ試せる解決手順を提案します。お使いの家電が動かない時、まずは私の記事を頼ってください。 [→ 詳しいプロフィールを見る]

目次