「数枚の写真を1枚にまとめたいだけなのに、わざわざ新しいアプリを探して、インストールして、広告を見て…というのは正直面倒くさい」
友人に写真を送る時や、SNSに投稿する時、ふとそう思うことはありませんか? 無料のコラージュアプリを入れたものの、保存した画像に勝手にロゴが入っていたり、画質がガクッと落ちてしまったりしてガッカリした経験、私もあります。
でも、もう安心してください。元家電販売員として断言しますが、iPhoneを使っているなら、写真の結合に専用アプリは一切不要です。
iPhoneに最初から入っている「ショートカット」というアプリを使えば、広告なし・透かしなし・高画質の結合画像が、たった3秒で作れてしまいます。今回は、意外と知られていないこの便利な標準機能を、誰でも使えるように分かりやすく解説します。
なぜ「専用アプリ」じゃなくて「標準機能」がいいの?
App Storeにはたくさんの「画像加工アプリ」や「コラージュアプリ」がありますが、私はあえてiPhone標準の「ショートカットアプリ」を使うことを強くおすすめしています。
その理由は、無料アプリにありがちな「3つのストレス」から完全に解放されるからです。
まず1つ目は「広告」です。作業の途中で全画面広告が出てきて、閉じるボタンを探すのにイライラしたことはありませんか? 標準機能なら広告は一切出ません。
2つ目は「透かし(ウォーターマーク)」です。せっかくきれいに作ったのに、右下にアプリのロゴが入ってしまうと台無しですよね。標準機能なら、あなたの写真だけをきれいに残せます。
そして3つ目は「画質の劣化」です。多くの無料アプリは、処理を軽くするために画像を圧縮してしまいますが、ショートカットアプリなら元の写真データの画質を維持したまま結合できます。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: 「たまにしか使わないアプリ」は思い切って削除し、標準機能に切り替えるのがスマホを快適に保つコツです。
なぜなら、使わない加工アプリを放置しておくと、ストレージ容量を圧迫するだけでなく、通知が増えてバッテリー持ちにも悪影響を与えることが多いからです。標準機能を使いこなせば、ホーム画面もスッキリして一石二鳥ですよ。
3秒で完成!「ショートカット」で写真を結合する魔法の設定
それでは、実際にiPhone標準の「ショートカット」アプリを使って、写真を結合できるように設定していきましょう。一度設定してしまえば、次からは3秒で終わります。
ただし、一つだけ重要なポイントがあります。そのまま使うと写真が「横一列」に繋がってしまうため、設定を「グリッド(田の字)」に変更するのがプロの裏技です。
ステップ1:レシピを追加する
- ホーム画面から「ショートカット」アプリを開きます(青いアイコンです)。
- 画面右下の「ギャラリー」をタップします。
- 検索バーに「写真グリッド」と入力して検索します。
- 出てきた「写真グリッド」というパネルの「+」ボタンをタップして追加します。
ステップ2:ここが重要!「グリッド」に設定変更する
このままでは写真が横長になってしまうので、見やすい形になるように修正します。
- 画面左下の「ショートカット」をタップして戻ります。
- 追加された「写真グリッド」のパネルの右上にある「…(三点リーダー)」をタップします。
- 画面の中に「イメージを横方向に結合」と書かれている部分があります。この「横方向」という青い文字をタップしてください。
- 出てきた選択肢の中から「グリッド」を選びます。
- 最後に画面右上の「完了」をタップします。
これで準備は完了です!
実際に使ってみましょう
使い方はとても簡単です。
- ショートカットアプリにある「写真グリッド」のアイコンをタップします。
- 写真の一覧が出るので、まとめたい写真を数枚選んで、右上の「追加」をタップします。
- 一瞬で結合された画像が表示されます。左上の「完了」や共有ボタンから保存すればOKです。
たったこれだけで、選んだ枚数に合わせて自動的にバランスよく(4枚なら田の字型に)配置された画像ができあがります。
さらに便利に!余白や並び順をカスタマイズする方法
基本の使い方が分かったところで、もう少しこだわってみたい方のために、有料アプリ顔負けの画像を作るテクニックをご紹介します。
写真の間に「白い余白」を入れる
写真同士がくっつきすぎていると感じる場合は、間に隙間を作るとおしゃれに見えます。
先ほどの編集画面(「…」をタップした画面)で、「イメージを結合」の項目の右側にある「>(矢印)」マークをタップしてみてください。すると詳細メニューが開きます。
ここの「間隔」という項目に、数字で「10」や「20」と入力してみてください。これだけで、写真の間に白い境界線が入るようになります。
ショートカットと無料アプリの違いまとめ
最後に、今回ご紹介したショートカット機能と、一般的な無料コラージュアプリの違いを整理しました。
| 項目 | iPhone標準ショートカット | 一般的な無料アプリ |
|---|---|---|
| 画質 | 高画質(元データのまま) | 圧縮されて落ちることが多い |
| 透かしロゴ | なし | 右下などに入ることが多い |
| 広告表示 | なし | 保存時などに全画面広告あり |
| 手軽さ | アイコンをタップするだけ | アプリ起動→メニュー選択が必要 |
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: 結合する写真は「4枚」か「9枚」にすると、最もバランスの良い正方形に近い形になります。
なぜなら、「グリッド」設定は自動的に縦横の枚数を調整しますが、2枚や3枚だとどうしても縦長や横長になりやすいからです。SNSなどで見栄えを良くしたい場合は、偶数枚や正方形になる枚数を選ぶのがコツですよ。
よくある質問(画質・保存先・枚数制限)
ショートカットでの画像結合について、よくいただく質問にお答えします。
Q. 画質は落ちませんか?
A. 基本的に画質は落ちません。
ショートカット機能は、元の写真データをそのまま並べて1枚の画像データとして書き出すため、スクリーンショットを撮るよりもずっときれいに仕上がります。文字が入った資料などをまとめるのにも最適です。
Q. 作った画像はどこに保存されますか?
A. 「写真」アプリに保存されます。
結合が完了した画像は、通常のカメラで撮った写真と同じように、iPhoneの「写真」アプリの「ライブラリ」や「最近の項目」の一番下に保存されます。
Q. 何枚まで結合できますか?
A. 枚数に厳密な制限はありません。
ただし、数十枚を一気に結合しようとすると処理に時間がかかったり、画像サイズが大きくなりすぎて送信できなくなったりすることがあります。実用的には2枚〜9枚程度で使うのがおすすめです。
まとめ:標準機能を使いこなしてスマホ美人になろう
「写真をまとめるためだけにアプリを入れる」という常識は、もう過去のものです。iPhone標準のショートカットアプリを使えば、広告や画質劣化に悩まされることなく、スマートに画像を結合できます。
ポイントはたった一つ、設定を「横方向」から「グリッド」に変えること。 これさえ覚えておけば、あなたのiPhoneライフはもっと快適になります。
一度設定してしまえば、これからはホーム画面からワンタップ、たった3秒で作業完了です。ぜひ今すぐ試して、浮いた時間とスマホの容量を有効活用してくださいね。もしうまくいったら、同じようにアプリで消耗しているお友達にも教えてあげてください。
